偽双子妄想偽写真集|夏目理緒がもうひとりの自分と出会ったとき。The End
かつてのアイドルは、売れない挙げ句のファイナル写真集出版にたどり着く。性的なイメージがページを占める。だけど売れるのは稀。
「アダルトなイメージ」という、わかるようなわからないようなコトバがあった。
まあ、自涜行為の一助になるような、扇情的な写真を撮って載せてるのだが、「自涜行為の一助になるような、扇情的なビジュアル」はヤマのようにあって、知名度のないアイドルのエロい写真は、ファン以外には届かない。
なんてことを思いながら、ファイナルと銘打った写真集を創ってみた。
何を考えているのか、アイドルをふたりに増やして、〈同一人物どうしが紡ぐ愛〉というのを偽造することにした。
アキバで写真集&DVD発売イベント、ふたりして登場。
他愛のない写真から始まって、ここからは雰囲気が変わるのだ。
濡れた下着に透けて見える乳首、却っていやらしさを強調できるようなできないような。
下記の2点は同じ素材の、A案B案と言ったところ。
〈 ふたり〉の振る舞いが男性を求めているのか、あるいはおたがいに求めあっての振る舞いなのかは想像にお任せしたいと思う。
個人的にはたがいを渇望しているものの、羞恥心が邪魔している、という様子だと想像する。
もしくは自己相手の姦淫することへの恐怖である。
何かとても悪いことが起こるんじゃないかと思ってるのだ。
どうしたらいいんだろう。
目の前のあたしのあそこを指で弄ってみてもいいのかな、
舌を使って、喜ばせてみるとか・・・・
ふたりいることのいやらしさを少しでも感じ取ってもらえたら、うれしい。
夏目理緒の偽双子写真集=アーカイブ、ひとまず終了。
静止画を捏造しているので、「写真集」のように連続性があり、物語性があるようなものを創りたいという思いはあります。
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