漫画雑誌や男性週刊誌のグラビア、芸能誌のグラビアにありそうな写真のまがいものを生成する。AIで写真のまがいものを生成する稽古のためにそれを目標にしてみた。
そして、知らないアイドルのLoRA(人間の表皮みたいなもので、AIが仮想的に作った人間の上に被せるもの)を使ってあれこれやってみた。

デキは良くないのでそれでも良ければどうぞご覧ください。
アイドル写真といえば、海。

ということで海で撮ったということにして虚構をお目にかけます。

AIで画像を生成するという行為は極めて安直である。
釣り糸を垂れているみたいなもので、釣果を待つだけ。
この場合の釣果とは、どっかにあるサーバから送られてくる画像だ。
「こんな画像がほしい」ということをpromptで書いて指示する。
だが、こっちの意図とは違うものが出てくることも多くて、何度かpromptを書き換えながら画像を生成する。満足できなくって、またpromptを書いて生成する。
これは絵を描くとか写真を撮るというものとは違うと思う。
創作的な作業とはちょっと言えないんじゃないのか。

「同じ姿形の女の子がふたり。ビーチにいる写真」が見てみたいと思ってpromptを書いた。
すると、4人とか5人になって出てきた。

集団アイドルだけど、ぜんぶ同じ女の子の集団というグループもあるかもしれない。
みんな同じ子なので、推しの子を選ぶということはなくなる。
否。
あるいは、同じ子だが、微妙な差異が発生して個性を獲得し、その個性に惹かれて推しとなる、なんてことはあるのかもしれない。

生成された画像を見ながら、あれこれ想像するのは創造的なことかもしれない。

夏の海岸の強い陽光や砂の照り返し、コントラスト。
こういったビジュアルは画像を合成する「偽双子寫眞」だとちょっと面倒なやつ。








以下、表情が基本的に乏しいアイドルがふたりいてもやはり表情は同じように乏しいという写真もどきができて、ちょっとうれしいというかおもしろかった。
でも、表情は乏しいとは書いたが、微妙に表情は変わっていて、AIは侮れないんじゃないかとも思う。

アイドル写真集のなかには、ページを次々めくって行っても表情があまりかわらないというものがあったりするのだ。

表情が変わらなくても、同じ人物が二人いっしょにいるというのが個人的にはグッと来るので問題はない。

AIを使って「写真集」を制作する。
そういう遊びを手にすることができた。
アイドル写真集は高額なので、買うのは迷っちゃうけれども、パソコンでもって仮想的な写真集を作るのはコストがかからないで楽しめるものといっていい。

ただし、現在のアイドル事情には詳しくもないし、これはと思う子もなかなかいないので、マイナーな人、あるいは存在しないアイドルをでっち上げて「写真集ごっこ」に取り組みたい。

これを作成したウェブサービスの招待状を用意したので、興味ある人はどうぞ。

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