写真集が欲しい。
偽双子の写真集。
かわいいグラビアアイドルとかモデルとか女優を2人にして。







とびっきりかわいい子、まったく同じ姿をした子が楽しそう。
ふたりの大原優乃のフォトセッション。

「偽双子の写真集?本物じゃないということ?」
「そうです」
「えーと、双子じゃなくて?」
「はい、双子じゃなくて、同じ子がふたりいてですね」
「分身とかクローンとか?」
「そうそう、そうなんですよ。かわいいこがふたり、そっくりで」
「双子と何が違うの」
「違うんです同じ人二人なんですから」
「なにが?何が違うの」

出版社に「偽双子写真集」を持ち込んでも通るのは難しいだろうと、想像できる。

双子と「偽双子」、つまり同一人物、本人同士、同一CPの違いはなんだということを説明できるひとはいないだろう。
もし説得したとしても「偽双子写真集」が売れるかどうか。
商業出版は売れなければお話にならない。

そんなことを思いつつ「偽双子写真集」を夢に見て創った。