偽双子|わたしとわたしのタノシイセイカツ 4
わたしとわたしは、ふたつの肉体を持つひとりの人間だと思っている。
だけど、異なる意識を持っていて、たがいに〈はずかしさ〉を感じている。自分が自分の裸を見て、乳房を見て、性器を見る。その視線が恥ずかしくて、困ってしまう。
自分が自分に、自分を晒している。
自分が自分を見て、興奮を感じている。
興奮した感情はおたがいのなかを行ったり来たりしている。
はずかしいという気持ちを呑み込んで、からだを触れ合わせてみる。
気がつくと、
すごくイヤラシくって、たのしいことをけっこう長い時間やってる。
ていうか、ずっと触ったり指を使ったり舌を動かしたり口で吸ったりして、おたがいの泣き声みたいにも聞こえる喘ぎ声を聞いている。
裸の偽双子画像は創りはじめると、中毒みたいに創ってしまう。
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