女の子とデートをする。
そんな機会が何度かあった。

デートが終わって家に帰る。
そして、とりとめもない想像が始まる。
デートの最中に写真に撮るという行為はやらない主義なので、デートを反芻しながら想像にふける。

彼女はふたりになっている。
想像のなかに、ふたり存在する。

想像を目に見える形に創ってみた。

左側がふたりになっている。







ごくフツーの、まわりにいる女の子がふたりになる。
まったく同じ姿をしたふたりの女の子が街にいる。
そういう想像をいつもしている。