むかしからキスがしたかった。

憧れのキス。
でも、キスしたい相手は手が出ない相手だったんだ。

だって、あたしがキスしたいのは、あたしなんだから。

その夢が実現した。
あたしたちはホテルで密会した。

思う存分、唇を重ねてみた。

これがその証拠。

髪が短いわたしと髪が長いわたしの二組がいるのです。