偽双子|まひろとまひろの恋人たちの時間 3 Miss You
服脱いでみるのはどう?
え、ここで?
ここは大きな庭で、他の家から離れていて近くには高い建物もなく、高いフェンスが邸を囲っている。
だから、裸になっても誰かに見られる心配はほとんどないのだ。
まひろは、まひろの裸が見てみたい。
裸をじっくり観察したら、たがいに触りっこしたりしたい。
太陽の光がたっぷり降り注いできて、気温も高い。
まひろはまひろの下着に手を伸ばす。
胸を見せるのは恥ずかしいので、向かい合いません。
脱いだけど、まひろはまひろの裸を見るのは少し恥ずかしいと思っている。
背中を見つめてる。
まひろはまひろの裸をチラチラと見る。
裸見ているなんて、いやらしい。
いやらしさと恥ずかしさで、肌が上気するまひろは、カワイイとまひろは思った。
誰かに見られる心配はないといいながら、それでも〈誰かに見られてるかもしれない〉という警戒心が、裸になることの快感を運んでくるのだ。
ショートボブ、いいな。
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