わたしは美しい双子を捏造します。

存在しないはずの双子を画像にする試みを
ささやかに展開しています。

「Quasar」は、「クウェーサー」と読みます。
かつて私が仲間と一緒に創っていた同人誌のなまえです。
同人誌 Quasarは、マンガをメインにしつつ、SFやアニメの評論などを掲載していました。
それは「機動戦士ガンダム」がアニメブームを巻き起こした頃のお話です。
つまりは、すごく昔の話です。
コミケットという同人誌即売会が、まだ大田区蒲田の産業会館という会場でこじんまりと催されていた頃に、ひっそりと出品していたことを思い出します。
個人のウェブサイトを立ち上げるにあたって、同人誌の名前を継承したのです。
最初は、創作したものをいっぱい紹介するつもりでいましたが、実際には「偽双子画像」の展示場となってしまいました。
ま、創作と言えないことはないのかも知れないですが。






偽双子画像とは、1人の女の子を画像の上で双子に仕立てるというものです。

私は、「双子フェテシズム」(そんなコトバが果たしてあるのかどうか、不明ですが)を満たしたいという思いから、偽双子画像を創ってています。
「双子フェテシズム」などと書きましたが、私が好きなのは現実の双子ではなく、虚構の双子です。私の場合はひねくれていて、「実在する双子」ではなくて、妄想のなかでひとりの女性を双子にしてしまうことが好きなのです。
私は、幼い頃から「同じ姿をした美しい女の子がふたりいる」というシチュエーションがとても好きでした。
明確な理由はわかりません。とにかく好きなのです。
でも、そういう性癖があると言うことを、ほかの人には言えないでいました。ほかの人からしたら、奇妙きわまりない性癖だからです。
同じ人物が二役、双子の役をしている雑誌のグラビアや広告チラシ、漫画などを、私はこっそりと集めました。
さらに、一人二役をしている映像も収集しました。CMやドラマを録画したり、イメージビデオなど、女の子が二役を演じている映像ソフトを購入したりもしま した。ほとんどは手放してしまったのですが、ずいぶんと散財したと記憶しています。累計で300本以上は買ったように思います。
写真を撮って、はさみで双子のコラージュを創ることにもずいぶん夢中になったように思います。
Macintoshを使い始めてから、合成写真づくりを覚えました。自分で「偽双子」を捏造することに夢中になってしまいました。
このサイトでお見せする画像が、そのあまり出来のよくない成果です。

なぜ自分が「偽双子」が好きなのか、よくわかりません。
ただ、好きなのです。好きだという気持ちを表すために、さして技術もないのに、今日も双子の捏造に励んでいるのです。