小島みなみ×小島みなみ。
ふたりは、なんかつながっている感じがしている。
心も、肉体もだ。
〈考え〉が頭のなかで、すごい速さで言ったり来たりする。
くすぐったさだとか、からだの奥の方が火照って来る感覚。
自分と、ちょっと離れた場所にいるもうひとりの自分のからだとで味わう。

それがキモチいい。

ふたりは距離を近づけて密着する。
鼓動が感じられるが、まったく同じタイミングだ。

へんな感じ。
うん、へんだと思う。

ふたりの肉体は、やっぱりひとつなんじゃないだろうか。
もう一方の自分のからだに触れてみるというのは、例えば右手で左手の甲を掻くとかそういうのと変わらないことなんじゃないのか。









ふたりは頬をくっつけてゆっくりと顔を動かす。
そして、耳に口を近づけて囁く。

すごくかわいいよ。

そう言われた方の小島みなみのからだはびくん、と揺れ、一瞬遅れて言った方の小島みなみのからだもびくん、と揺れた。

ふたりは理屈なんてもうどうでも良くなって、たがいのからだに手を伸ばす。
あ、と声が出て、それは完璧にシンクロしている。

 






小島みなみ×小島みなみ、次のフェイズに。