あたしとあたしが同時にいる。

同時にいて、顔をちらちら見合いながら、コトバもなく時間を過ごしている。
あたしとあたしはつながっている。
なんというか、脳がふたつの肉体を別々に動かしている感じ。
右手と左手と同じように。

 








〈ふたり〉は、ふたりになったことにゆっくりと慣れていった。
ぎこちなく。