小島みなみ×小島みなみ。

小島みなみは、ふたつの小島みなみの肉体を凝視してみる。
ふたりの小島みなみの意識はつながっている。〈まるで右手と左手を動かすみたいに〉ふたつの肉体を動かす。
たがいに肉体を凝視する視覚は別々で、自分を客観視するという体験がふたつ、意識の中で進行してどうにも恥ずかしい。ふたつの視覚で恥ずかしさも倍加する。








恥ずかしさが高じて、たがいを見つめることもできない。
恥ずかしい。
恥ずかしいね。
ひとりごとのキャッチボール。






このシリーズは、以前創った素材をもとにしてもう一度創り直している。