<エロティック>が好きだ。
今では、女性生殖器をさらす、あるいは性行為の様子そのものをさらすような写真も映像も簡単に目にすることができる時代となった。
でも、それがうれしいだろうか。

うれしくはない。






<エロティック>というのは、想像力、それもエロ方面のいやらしいあれやこれやを想像するスイッチとなるような写真だとか絵だとか文章だとか映像を形容するコトバだと思う。
ぼくらは、どうということもないフツーのポートレイトを見て、ムラムラすることがあるし、おしりの写真やすらっと伸びた脚を写した写真に欲情することがある。
Weiboのタイムラインをぼんやりと眺めながら、不意に興奮することがある。

 

日本人とは違う雰囲気、だけど、同じ東アジアで<美>を共有できることは幸福だと、彼女たちを見てて思う。