夏、夕方の海に佇む、小倉遥と小倉遥。

フシギなくらい、人がいない。

波音だけが聞こえてくるなかで、ふたりはふたりになった困惑の表情をこっちに向けてくる。

 

無邪気と挑発。

ダブルの誘惑。